裁判員制度で行われる事とは?

MENU

裁判員制度で行われること

 

 

裁判員制度で、裁判員に決まったら、いよいよ実際に裁判に関わっていきます。

 

 

裁判員は、裁判の法廷で裁判官と一緒に立ち会い、判決までを関与します。裁判の法廷(公判とも呼ばれます)では、事件の証拠を調べ、被告人質問や証人からの証言を聞きます。このとき、裁判員制度での裁判員も、裁判官と同じように質問することができます。

 

 

公判では、証拠として事件で使われた凶器などがあったり、重要な書類も置かれています。それぞれに説明を受け、傷害や殺人のあった場合、判断に必要とされる時は被害者が受けた怪我の状態、遺体などの写真も見ることになります。

 

 

このことは、裁判員への精神的負担が大きすぎるとして、裁判員制度の導入においては問題視されていましたが、事件を正しく裁くには必要な確認作業であるため必要なので、可能な限り精神的負担を小さくすることに配慮しながら行なわれる、とされているようです。

 

 

公判で証拠を全て調べたら、被告人が有罪か無罪かの議論が行われます。これを評議といいます。評議では、裁判官や裁判員の間で意見が分かれることも考えられます。その時は、多数決で評決されるようです。

 

 

しかし、被告人に不利な判断は裁判員だけでは下せず、裁判官一人以上が多数意見に賛成していることが必要とされています。評議では、被告人が有罪としたらどれくらいの刑が適当なのかも議論されます。その結果、評決が行なわれ、法廷で裁判長によって判決が宣告されます。

 

 

裁判員制度の裁判員の勤めも、この宣告をもって終了です。裁判所には午前中に到着してから、審議は午後の数時間で終わるのが普通とされています。日本の裁判員制度では欧米のように数日間続けて裁判に関わっていくことは少ないようです。