裁判員制度での義務とは

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裁判員制度での義務

 

 

裁判員制度で裁判員に選ばれたら、負うべき義務があります。裁判員に選ばれたら、審理や評議に出席します。

 

 

そこで、証拠や被告人質問や証人尋問などから事件について公正に考え、裁判官と議論(評議)しながら有罪か無罪、また、有罪の際には刑はどのようなものにするのか(評決)を決めます。その際には、公平な立場で考え、意見しながらもっとも適当な刑を選択しなけばなりません。

 

 

裁判員制度で、特に注意が必要とされていることは守秘義務です。裁判員制度の裁判員になった方は、裁判終了までは知った情報を漏らしてはなりません。

 

 

裁判が終わった後も、秘密を守ることが義務とされています。それを違反したとわかった時には、刑罰が科せられます。さらに、裁判員法によって裁判員に選ばれたことをその期間中に公表してはならないと規定されています。

 

 

裁判員制度の守秘義務は、裁判員が自由な意見を言えるように配慮されているという一面もあります。裁判での発言や行動が明らかになると、裁判員自身が批評される場合もあります。

 

 

被告からの報復も防ぐ意味があります。評議に関する詳しい情報、例えばどのような意見が出て、多数決で何人が手を挙げたなども秘密事項となるようです。

 

 

裁判では被告人や被害者、それに裁判員の個人情報も開示されます。プライバシー保護の観点からも守秘義務がそんざいします。

 

 

ただし、裁判員制度の守秘義務には除外される事柄もあります。裁判に出席するために休暇をとらなければならない場合は、会社へその事実を伝えることはよいとされます。あるいは家族に知らせるのであれば差し支えありません。

 

 

なお、裁判員制度では裁判員とマスコミの接触を禁止しています。裁判が終わるまではマスコミの取材攻勢から守られるので、安心して出席することができます。